グース羽根イメージ

History沿革・理念

Philosophy

常に変化を見極め、素早く考え、対応し続ける

  • お客様の関心に目を向け、快適で安心、上質で豊かな睡眠環境の探求を続けます。
  • 社会の環境変化に関心を持ち、最適な素材、最適なルートからのモノづくりを行います。
  • 皆が公平で働きがいと自己革新できる職場づくりを目指していきます。
  • 相互の事業活動を尊重し、未来への健全な発展を共に追求していきます。

Origin泉州の毛布の成り立ち

1912年以来、発展・継承された泉州の毛布づくり

Developed and inherited since 1912
Senshu blanket making

毛布づくりの機械の写真

1912年、泉州繊維業の先駆者、臼谷喜代枩によって切り拓かれた「泉州の毛布づくり」は、激動の20世紀を乗り越え、多くの先人の努力により発展・継承されてきました。

現大津コーポレーションの前身会社(「臼谷毛織物工場」)はその中核企業として、良質な毛布の生産を通じ、人々を健康で快適なくらし、近代化へと寄与してまいりました。

臼谷毛織物工場は明治45年から開業し、大正6年の大津織物仕上合資会社の設立を機に、原毛から「紡毛糸」を、紡毛糸から「毛織り物」を、そして「仕上加工」へと事業を大きく発展させ、その間、巾出乾燥機、洗絨機、ローラー等、当時の最新式の設備を導入し、毛布生産とその輸出貿易の成功により〈泉州の毛布〉の声価を不動の物としました。

その後も、ドイツのションヘル式とベルギーのウーゼー式鉄製力織機の導入、スイス人技術者の招聘など、生産機械の改良と近代化に尽力し、昭和に入ってからの泉州の毛布産業の急速な発展に貢献し、毛織物業の一貫生産システムを確立しました。

毛布づくりの様子の写真

Our Mission私たちのミッション

新時代に向け、
新たな価値を創造していく

A rich life for people,
a company that creates lifestyle value.

機械の写真

戦後、泉大津の商工会議所の設立を提唱した臼谷喜代枩は、初代会頭に就任。
大阪紡毛紡績会を設立し会長の任に当たり、大阪府繊維工業会の会長に就任する等、業界のリーダーとして業界全体の発展につくし、その功績により昭和30年には藍綬褒章を授与されました。

昭和35年に、「株式会社大津コーポレーション」の前身である「大津工業株式会社」が設立されました。
長年にわたって培われてきた「織り」、「タフト」、「マイヤー」と発展する製織技術とウール、レーヨン、アクリル、綿、ポリエステル等の素材を積極採用し様々な毛布づくりを基盤に戦前にいち早く創始された自社ブランド〈OKブランド〉を継承することとなりました。

以後、ライフスタイルの変化に伴い、ヨーロッパを拠点とした羽毛原料産地から羽毛の輸入や国内加工、製品化までの国産羽毛掛ふとんの生産仕組みづくりに成功。また海外ブランドの寝具製品をいち早く導入し、多くの消費者に喜ばれ、支持されました。

以降、株式会社大津コーポレーションは過去から続く顧客視点からのモノづくり。上質な素材、信頼ある産地の協力関係を活かして毛布はもとより肌掛ふとん、タオルケット、羽毛ふとん、カバーリング、まくら等の企画、開発、製造を行っております。先人より培った製品に対する拘りや誇りを感じながら、品質基準に沿ってモノづくりを行い、今日に至っております。

株式会社大津コーポレーションは、創業以来80有余年、現事業の礎となった毛布づくりの伝統の上に立ち、総合寝具寝装品の卸業として小売りと直結することにより、お客様の悩み事や関心事をモノづくりに反映させ、健康・快適はもとより、新たな時代に向けて、新たな感性と暮らしに繋がる事業活動を行ってまいります。